2010年02月13日

子供に残したい言葉【情】

情は、「なさけ」または「じょう」と読み、「感情、愛情、人情」、「情けをかける」という熟語があります。

「情」は、人間関係において、潤滑材の働きをします。

また、「情をかける」とは、人が他人に対して好意的な行動をすることです。

2月12日付けの中日新聞に「ヒッチハイクで春つかむ」という記事がありましたので紹介します。
(本文は、新聞掲載の内容を一部修正して書いています。)

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1月16日夜、17日に行われる日本航空高校石川の推薦入試を受験するために、埼玉県川越市の中学3年生の女生徒が、母親と二人で金沢に向かいました。

新幹線で長岡駅まで行き、そこから夜行列車で石川県輪島市の会場まで向かう予定でした。

しかし、長岡駅まで着いたところで、乗り換えるはずだった夜行列車は、大雪のために運休し、足止めされてしまいました。

「もう受験できない!」女生徒は、駅のホームで両手で顔を覆って泣いてしまいました。

しかし、母親は、「絶対あきらめない。」とつぶやき、ヒッチハイクを提案しました。

歩道は150cmの積雪のため、車道にできたわだちの上を歩きながらオレンジ色の傘を上下に振り、車を止めようとしましたが、車は次々と通りすぎて行きます。

吹雪が強くなると前を歩く母の姿もかすんでいました。

2時間余り歩いてたどり着いたガソリンスタンドに、1台だけ止まっていた大型トラックの運転手に頼んだところ、「金沢までなら」と引き受けてくれました。

女生徒は、全行程300kmのうち、座席後ろの簡易ベッドで30分間だけ眠りました。

夜が白みかけ、金沢市が近づいて来たとき、トラックの運転手は、「よし、輪島まで行っちゃる」といって、先行車を次々と追い抜いて、受験会場に集合時間10分前に到着しました。

運転手は、「がんばれ」と女生徒を励まし、連絡先も教えずに立ち去りました。

入試の作文は、偶然にも「私が感動したこと」でした。

女生徒は、400字詰め原稿用紙1枚に深夜のヒッチハイクと母への感謝の気持ちをつづりました。

そして、女生徒は、高校に無事合格しました。

高校は、トラックの運転手の連絡先を探しだし、女生徒の合格を連絡しました。

運転手は、「ああ、良かった」と心から喜んでくれたそうです。

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いかがですか?

これが、「情けをかける」ということだと思います。

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posted by コスモターボ at 23:54| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごい話しですね。

感動しました。


運転手は神様のように感じました。


自分なら人のためにそこまで謙虚にできるだろうか。


考えさせられました。
Posted by 思春期の家出 at 2010年02月17日 13:15
思春期の家出さん、コメントありがとうございます。
私もこの新聞記事を見て感動しました。
その気持ちを一人でも多くの方に伝えたくてこの記事を書きました。

今は、人のことまでなかなか考えられないようになっていますから、特に感動を感じるのだと思います。
Posted by コスモターボ at 2010年02月17日 14:24
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